ラシックスの使い方について

ラシックスは、むくみを取る利尿薬の一つとして販売されている商品です。

この薬の使用用途は様々です。

利尿薬は、ご存知の通り尿量を増やすことで体内の余分な水分を排出するという薬です。

排出する仕組みとしては、腎臓から膀胱までに運ばれる尿道から血管に戻る水分量を減らすことで尿として排出される水分を増やします。

血管に水分が戻ると聞くと、意外に思うかもしれません。
ですが、人間の身体の器官は同じようなことがどこでも起こっています。

身体の隅々に栄養と水分を運ぶために血管が所せましと張り巡らされていることはご存知かと思います。
血管の中を流れる血液は、栄養素と水分でできており、圧倒的に水分量の方が多い状態です。

心臓が収縮することで、血液が血管内を通り身体全体を流れ、各部位に栄養と水分を運びます。
そして各部位で不必要になった水分や老廃物を血管やリンパ管に戻しているのです。
そうすることで再度心臓に戻されて血をキレイにしてもらう部位を通されて再度心臓に戻って体の中を巡ります。

この血の循環の中でも説明したように、一部の水分等は血管に戻されます。
これが尿道でも起こっている為、その作用を抑えて尿量を増やしています。

このことから、まず尿路結石を排泄させるために使われたり、心不全や腎臓や肝臓が悪くことで起こるむくみを解消する目的や、高血圧を解消するために使われます。

高血圧については、先の血管の話になりますが、血管の中に水分量が増えればその分血管を圧迫します。
血管を圧迫すれば、高血圧が発症します。
川を想像すると分かると思いますが、川の水の流れの勢いや水量によって、川の土手が削られていると思います。
血管も同様にその分内側からの血液が流れる力が強ければ強いほど血圧が上がるということになります。
この薬を使うことで血管に流れる水分量を少なくするため、血管に対する圧が下がることから血圧を下げるという作用がもたらされるという訳です。

但し、上記のことから血圧が下がる為、使う際には注意が必要です。
低血圧の方が服用すれば、血圧が下がりすぎて低血圧症になる可能性もあります。
失神やめまい、倦怠感などが起こる場合があります。
また、この薬の作用として、尿と一緒にカリウムも排出することから低カリウム血症となりやすく、吐き気や悪心、呼吸筋麻痺が起こる可能性も否めません。

しかしながら、効果は非常に強く、即効性もある為、服用から30分で効果を実感し、2時間ほどでスッキリした感じを得られることからも、十分優秀な製品には間違いありません。

効果を正しく実感する為にも、使用上の注意をよく守ることが重要だと言えるでしょう。